日本商工会議所青年部令和4年度会長西村昭宏君01akihironishimuragreeting 「日本YEG中期ビジョン2018-2022」は、平成30年度日本YEG会長 内田茂伸君が、今後の活動が単年度制のメリット・デメリットを考慮しながら、しっかりとしたビッグフレームの中で統一的に行われていくための指標となる中期ビジョンの必要性を唱え、平成30年度ビジョン委員会が中心となり中期ビジョン策定の活動がスタートしました。 中期ビジョン策定にあたり、日本YEGは「全国の単会のためにどうあるべきか?」「存在意義とはなにか?」「日本商工会議所(親会)にとってどうあるべきか?」を中心テーマに、全国会長会議、9つのブロックでの会長会議、全国会長研修会にて全国の単会会長の皆様とディスカッションを行い、全国の単会会長の皆様からの意見や要望を集約して形作る「集約型」の中期ビジョンを目指し「日本YEG中期ビジョン2018-2022」が策定されました。 全国の単会会長の皆様からいただいた声は数千にも登り、文章化においては、一つの漏れもなく最小限の言葉で過不足なく表現することに注力し、ブロック代表理事、全国道府県代表理事の皆様と共に議論を重ねることで日本YEGの中期ビジョンは形づくられています。日本YEGの中期ビジョンは「全国の単会会長の声」そのものであり、全国のYEGメンバーの声から導き出された日本YEGの「使命(Mission)」であり、未来の「あるべき姿(Vison)」であります。そして、それらの実現するための「共有する価値(Value)」が示されている、まさに「未来への道導」であります。 令和元年度以降、日本YEGは中期ビジョンスローガン「礎」−ISIZUE− 〜全ては単会の未来のために〜を掲げ活動し全国の単会活動の支えとなる確かな礎を築いて参りました。この先の未来、時代が求める担いは「社会課題の解決と経済成長の両立」であり、経済規模だけではない新たな価値基準の中で、多様で持続可能な地域社会を実現して行くことが求められています。時代と共にYEGの存在意義や役割が変化していく中、この度策定させていただきました「日本YEG中期ビジョン2023-2027」が、これから先の日本YEGの「未来への道導」となり、日本YEGがこれからも、全国のYEGの健全な発展に貢献するとともに、全国組織として商工業振興の支えになることを切に願います。 中期ビジョン策定にあたり、ご協力いただきました全国の単会会長の皆様、全国のYEGメンバーの皆様、そして、最終最後まで議論いただきました代表理事の皆様に、改めて深く感謝申し上げたいと思います。また、中期ビジョンの検証からはじまり、オンラインを活用したVLPトレーニングやVLPフォーラムなど、時代に即した事業を構築し、新中期ビジョン策定に尽力いただきました吉田委員長を始めとする令和4年度のビジョン委員会メンバーには、本当に感謝しかありません。1年間本当にお疲れ様でした。ビジョン策定活動を通じて得た出会いや学びが、これから先の皆様のYEG活動の一助となれば幸いです。本当にありがとうございました。挨 拶
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