VLPブック-202303
31/32

Editor's NoteTakeshi Anbiru28 このビジョナリー・リーダー・プログラムのデジタルブック(VLPブック)は、令和4年度日本YEGビジョン委員会が行ってきた「日本YEG中期ビジョン2023-2027」策定の軌跡を中心とした委員会の1年超に渡る活動内容をまとめたもので、この先全国のYEGがビジョン策定の際に役立つものとなることを目的としています。委員会メンバーの大部分が初めて手掛けるデジタルブックだったこともあり、制作期間が2ヶ月と短い時間の中で、この1年で行われた数々の議論や多くのYEGメンバーの想いをどのようにまとめたらよいか、日々試行錯誤しながら作成しました。まずは、委員会メンバーや関係者の皆様から多くのご協力やご支援をいただきましたことに心から感謝申し上げます。 次に、委員会の主な活動として、全国会長会議における現行ビジョン等のアンケート、春の会長会議におけるスタートアップ研修、VLPトレーニングによる現状分析、そして9ブロックで開催した秋の会長会議における課題のディスカッション、新ビジョン策定会議という様々な場面において全国の単会会長の皆さまと意見交換を行いました。会員減少に悩む単会、感染症の流行で活動縮小を余儀なくされる単会、地域経済の縮小に苦しむ単会など、全国各地で様々な課題があることを知り、改めて日本YEGがその支えになるべく、この先の未来を描く必要があると感じました。その一方で、未来へ希望を持ち、果敢に挑戦し続ける単会もありました。こうした素晴らしい取り組みや先進的な事例を全国のYEGにも知っていただくことも、日本YEGの重要な役目であると再認識しました。 そしてブロック代表理事、道府県代表理事の皆様とは、1年間ビジョン委員会と活動をともにしてまいりました。代表理事会議では、各地域を代表する立場に立った貴重なご意見をいただいたほか、ブロック別会議・会長会議におけるファシリテーション、VLPの各事業への積極的な参加、そして新中期ビジョン策定に至るまで、1年を通じて多大なるご尽力をいただきました。 また、ビジョン委員会では、VLPブックに記載しきれないほど多くの経験を積み重ねてきました。まずは、全国でビジョンスタートアップ研修を行ってきました。ビジョンについてあまり知らなかったメンバーがビジョンを語る講師になれるほどに勉強しました。日本YEG歴代会長や会長予定者(候補者)一人ひとりと新中期ビジョンについて議論を重ね、VLPフォーラムでのパネルディスカッションに繋げました。また、令和5年度にブロック代表理事や代表理事等として出向される委員会メンバーも多く、令和4年度と令和5年度の2足のわらじを履きながら委員会事業に苦心するメンバーもおりました。柔軟に組織を運営するために、年度途中に委員会組織改変も行いました。全国大会における新ビジョン発表においては、ほぼ寝ていない状態で早朝5時半に集合し、リハーサルに臨みました。この時だけは一生懸命新中期ビジョンを暗記しました。そして最後にこのブック制作だけでなくチラシ制作や動画制作をするため業者さんにも多大なるご協力をいただきました。時間や予算が限られる中、ベストなものを世の中に出すために多くの時間を頂戴し、具体的で多少無理のある要求にもご対応いただきました。今思い返すと、苦しみながらも、多くの皆さまに支えられながら充実した1年間でございました。 結びに、この冊子作成や事業運営にご協力くださったすべての皆様方へ心より感謝申し上げます。「VLPフォーラム」でパネリストとしてもご参加いただきました西村昭宏会長、吉川正明直前会長、木村麻子筆頭副会長、吉川裕太全国大会担当理事、米良充朝相談役をはじめとする執行部の皆様には、様々な場面でご助言をいただきました。ありがとうございました。令和4年度日本YEGビジョン委員会DX担当幹事VLPブック編集長関東ブロック / 千葉県連 / 柏YEG安蒜 猛※令和4年度の活動を基準として、「日本YEG中期ビジョン2018-2022」を現中期ビジョン、「日本YEG中期ビジョン2023-2027」を新中期ビジョンと表現しています。編集後記

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る